Swinger’69 (made in USA)

1960年代、Fenderでは王道モデルであるストラトキャスター / テレキャスターとは別の、新しいアイデアを盛り込んだギター達が数多く生まれた。その中でも特に異色の存在感のあるギターがあった。アローヘッド、独特なボディシェイプ、1PUのシンプルな仕様、それが通称”Swinger”。他にも”Musiclander”や”Arrow”とも呼ばれ、正式名称もなくFenderのカタログに載らなかった。
KAMINARI GUITARSでは2010年にこのSwingerハンドメイド復刻の企画案をまとめ、アメリカで30年以上に渡りカスタムギターを製作してきた、日本人ビルダーの須貝邦夫氏に話を持ち込んだ。そして試作を重ね、ついに完成したKAMINARI GUITARSのギタープロジェクト第一弾。細部に至るまで完全オールハンドメイドのSwinger’69、ここに誕生。

須貝邦夫 プロフィール

1947年東京生まれ。15歳の頃からギターを作り始める。ギター製造会社に就職後、70年に渡米し、Fender社に在籍。Leo Fenderの退社後、統括として重責を任されていた経歴を持ち、その後ハリウッドに自身の工房兼ショップ「Performance Guitar」を創設。ジェフ・ベック、フランク・ザッパ、ウォーレン・デ・マルティーニ、ジョー・ウォルシュ、スティーヴ・ヴァイ、マイケル・シェンカー、トム・モレロ等、多くの著名ミュージシャンからの信頼を得、数多くのカスタムモデルを製作。

フィニッシュ

須貝氏が在庫する、1960年代当時の本物のニトロセルロースラッカー塗料を使用。下地から使用しており、ウェザーチェックや経年変化による色焼けを「ヴィンテージライクなギターを持つひとつの楽しみ」としてもらいたい。また、オプションとして著名な職人によるピンストライプを入れることが可能。


ピックアップ

1960年代後半のデッドストックのエナメルコイルを惜しげも無く使用し、当時のFenderの職人によりハンドワイヤリングでひとつひとつ製作している。仕様は当時に準じてフラットポールピース、グレーボビン、直流抵抗値は6.5kΩ前後に設定。ベーシックモデルの1PU仕様に加え、2PU仕様も用意。2PU仕様はシリーズ配線を採用しており、センターポジションにセットした時にハムバッカーのようなパワフルなサウンドが得られる。


ブリッジ

Swingerの特徴のひとつとも言えるブリッジは、60年代半ばから80年代にかけてDuosonic、Musicmaster等で使用されていたタイプであった。このパーツは現在市販されておらず入手困難となっている。KAMINARI GUITARSでは、このブリッジプレートをオリジナルのビンテージパーツから型を採り、国産にて完全復刻している。また、サドルはビンテージタイプの3-Way スパイラルサドルを採用。高さ調整用のイモネジについても、入手困難なインチサイズのマイナスネジをインサート、ネジ1本に至るまで徹底的なこだわりを貫いている。


アッセンブリ

ポットはCTS社製、ジャックはSWITCHCRAFT社製、配線材は全てUSA製クロスワイヤを採用。また、当時Fenderに採用されていた貴重な1960年代のデッドストックNOSセラミックコンデンサを使用している。


ヘッド・ボディ

オリジナルSwingerを正確に採寸し、特徴的なアローヘッドと魅力的なボディシェイプを完全再現した。また、ボディ厚をMustang同様の厚みにアレンジしたことで、サウンドに迫力が増している。材はギターに最適な、アメリカ西海岸でシーズニングされ厳選した良質なアルダーを使用している。


ネック

ネックはメイプルで、ミディアムスケールとの相性が抜群の63年シェイプ。指板はインディアンローズウッド。また、航空機に使用されるしなやかで強度の強いスティール材で作製したトラスロッドは通常のものより径が太く、フロントが驚くほどヌケの良い太いサウンドに仕上がっている。また、オリジナルのSwingerはショートスケールだが、プレイアビリティを重視しミディアムスケール(22F・Bネック)にアレンジした。


ハードケース

付属のハードケースは、ミディアムスケールギター専用のホワイトトーレックスタイプを、アメリカのG&G社にて特注製作。60年代Mustangケース同様にネック留めで固定する仕様。さらにホワイトトーレックス、ブラックレザーモールディング、ブラックレザーハンドル、オレンジインナーと、ビンテージさながらの仕上がりとなっている。Mustang、Duosonic、Musicmaster、Bronco等、ミディアムスケールギターの収納も可能で、別売りも行っている。


Specifications

【K-SW1】
Body : Alder
Neck : Maple
Fretboard : Indian Rosewood (22F)
Scale : 628mm
Pickup : KAMINARI original Flat pole S-top
Machine Heads : GOTOH
Finish : OLD Nitrocellulose Lacquer
Color : Desert Sand / White / Black

【K-SW2】
Body : Alder
Neck : Maple
Fretboard : Indian Rosewood (22F)
Scale : 628mm
Front Pickup : KAMINARI original Flat pole S-top
Rear Pickup : KAMINARI original Flat pole N-top
Machine Heads : GOTOH
Finish : OLD Nitrocellulose Lacquer
Color : Desert Sand / White / Black

付属品:G&G社製ホワイトトーレックス ハードケース

全長:約985mm / 最大幅:約315mm / 重量:約2.8kg


K-SW1(1PUモデル) 定価310,000円(税込価格334,800円)
K-SW2(2PUモデル) 定価340,000円(税込価格367,200円)

ピンストライプオプション 21,600円~(税込)
*ピンストライプはすべて手描きで施されるため、使用していくうちに経年変化で剥がれていきますが、その風合いも見込んで手描きを採用しております。


DEALERS一覧


製品の仕様、価格は予告なく変更になる場合がございます。ご了承ください。


The KAMINARI Swinger, with a smooth aero head and a charming body feature.
This guitar was considered to be conventional model to be handled as a student’s model but KAMINARI Guitars has redesigned it to a medium scale, devoting many valuable parts of the 60s Dead stock parts to accomplish a professional-oriented model to the world.
It is equipped with handmade wiring USA enamel coil wire of the 1960s Dead stock and with KAMINARI’s original flat pole piece single coil pickup.
And the circuit is equipped with an extremely rare ceramic capacitor of the 60s with US made Old Solder.
Also, KAMINARI Guitars was able to make a reprint (made in Japan) of difficult to obtain original bridge part called the Inch size.
The timber used for the body has been carefully selected to be season at the U.S. West Coast.
All production has been handled by Mr. SUGAI who has been handmade production for over 40 years.
Accessories: G&G Co. Ltd. Hard case (White Tracks)